|
2002年。ワールドカップの開催を控えた日本に、いまだかつて誰も観たことのな
い究極のサッカーが上陸する。
『少林サッカー』───それは中国拳法とサッカーの ダイナミックな融合。空間を自由自在にあやつり、超人的なスピードで展開されるプ
レイの数々。サッカーはもはやフィールドだけの戦いではない!
この驚異的な映画を作り上げたのは、俳優や映像作家としてマルチな活躍を見せ
るチャウ・シンチー。日本ではまだ馴染みがないが、香港の人々にとっては、チャウ
・シンチーとジャッキー・チェンの映画は公開されれば観に行くのが当たり前、とい
うほどのメジャーな存在である。今まで主演した映画のうち4本が香港映画歴代ベストテンにランクインしており、香港でもっとも観客を動員できるスーパースターとし
てその名を欲しいままにしている。
90年代半ばからは映像作家としても活動をはじ め、96年に『食神』、99年に『喜劇王』をリリース。そして2001年に自身が培ってきたノウハウを総結集させて作り上げたのが『少林サッカー』である。
少林拳を世界に広めるために、かつて少林寺で学んだ6人の仲間たちが集まって
サッカーチームを作り、ハイテク・トレーニングや筋肉増強剤で人間サイボーグと化した“デビルチーム”と対戦する───サッカーと少林拳という意表をついた組み合わせを香港伝統のワイヤーアクション、そして最新のCG技術で見事に映像化した『少林サッカー』。
中国の国民的アイドル、ヴィッキー・チャオが、シンチーにほのかな恋心をいだく太極拳の名手を演じているのも大きなポイントである。
2001年7月5日に香港で公開された『少林サッカー』は世代を問わず圧倒的な支持を受け、公開1週間で『パールハーバー』の2倍の1269万香港ドルの興行収入を記
録。当時世界中でヒットし、香港でも1位を独走していた『ハムナプトラ2』が2ヶ月かけて到達した興行記録をわずか1ヶ月で抜き去り、公開50日で香港映画史上最多となる6000万香港ドルの興収を打ち立てた。
6人に1人が観ている計算となる香港では「何回観た?」が合い言葉となる社会
現象を巻き起こし、あまりのヒットぶりにミラマックス社が4月5日に全米公開を決
めるなど、香港を飛び出して世界へと昇華した『少林サッカー』。人々を励ます映画
を作りたかったというチャウ・シンチーの意図は海を越え、夢と希望をもたせる超ド
級サッカーエンターテイメントとして、この6月1日に日本上陸を果たす。
|